令和7年度 韓国にて「鳥取県焙煎珈琲現地販売会」を実施しました
鳥取県産の焙煎珈琲を紹介する販売会が、韓国・新世界百貨店江南店にて2025年9月5日~11日に開催されました。県内3社による豆6種、ドリップバッグ3種を取り扱い、特にドリップバックは、県の自然風景をあしらったパッケージで観光PRも兼ねた展開となり、来店者から高い評価を得ました。
会場では日本語表記のパネルやタペストリーを設置し、日本らしさを演出。バーカウンターでは鳥取県から訪韓したバリスタ2名が来場者の好みに合わせて抽出を行い、約7割がハンドドリップを選ぶなど大きな反響を呼びました。販売数は1日平均70杯、週末には100杯を超え、最終日には一部商品が売り切れる盛況となりました。
購入者からは「自宅で本格的な日本の味が楽しめる」「ギフトにも適している」との声が寄せられ、百貨店側からはオンライン販売や取扱店舗拡大について前向きな意見が出されました。口コミによる再来店も見られるなど、ブランド力向上につながる成果が得られました。
とっとり国際ビジネスセンターでは、現地バイヤーとの信頼関係をさらに深めつつ、オンライン販売の仕組みづくりや販売店舗の拡大を支援することが課題です。継続的に鳥取焙煎珈琲が評価される市場環境を整え、リピーターの獲得とブランド浸透につなげていきたいと思います。

